Steam Deckに、ちょっと嬉しい新機能が加わった。名前は「Display-Off Downloads」。その名の通り、画面をオフにしたままでもゲームやアップデートのダウンロードが続けられるというものだ。
これまでは、ダウンロード中に画面を点けっぱなしにしておく必要があり、バッテリーの消耗が気になる場面も多かった。今回のアップデートで、Steam Deckの電源メニューから「画面オフでダウンロードを続ける」を選ぶだけで、画面を消しても裏でしっかり作業を続けてくれるようになった。

ポイントは、これは「スリープ」ではないということ。本体は動作を続けていて、画面だけがオフになる。つまり、スリープにしてしまうと止まってしまうダウンロードが、この機能ならしっかり完走してくれる。
Valveはこの機能を「ユーザーの利便性とバッテリー効率の両立を目指した改善」として導入。ちょっとした待ち時間や外出前の準備にも、より柔軟に対応できるようになった。
Steam Deckを日常使いしているユーザーにとっては、地味だけど確実にありがたいアップデート。今後もこうした“痒いところに手が届く”改善が続いていくことに期待したい。



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