インディーゲーム展示イベント「東京ゲームダンジョン10」が本日開催された。
Steamを中心に展開される新作・注目作が多数並ぶ中、ジャンルもテイストも異なる個性派タイトルが目を引いた。
本記事では、その出展作品の中から、特に印象的だった9本を紹介する。
どれも独自の魅力を持ち、今後の展開にも注目したいタイトルばかりだ。
でびるコネクショん
PC対応ゲームの『でびるコネクショん』は、悪魔「デビルン」と契約した召喚士として、感情を操り魔力を集めていくアドベンチャーゲームだ。
プレイヤーは個性豊かなキャラクターたちを召喚し、彼らの「感情オーラ」を選択肢によって高め、魔力へと変換していく。
「イビルアイ・サーチ」で相手の心を覗き、正解を導き出すシステムがユニークで、選択の重みが物語に深みを与えている。
30人以上のキャラクターが登場し、全てがアニメーション付きで反応する演出は、没入感を高める要素として秀逸だ。
選択次第で即座にエンディングを迎えることもあり、セーブ＆ロードを駆使して多彩な結末を探る楽しさがある。
ダークファンタジーと可愛らしさが同居する世界観の中で、「悪魔と非道なことをする物語」が展開していく。
『でびるコネクショん』紹介記事はこちら！
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Aeruta アルタ
PC対応ゲームの『Aeruta アルタ』は、モンスターを倒して素材を集め、パンを焼いて街を再建していく横スクロールアクションゲームだ。
プレイヤーは主人公チャヤとなり、武器やスキルを駆使して各地を探索しながら、パン屋の経営にも力を注いでいく。
武器ごとに異なるスキルツリーが用意されており、自分好みの戦闘スタイルを構築できるのが楽しい。
パンの種類や陳列方法によって売上が変化する店経営パートは、戦闘とは違った戦略性が光る。
街の発展に応じて新たな仲間やイベントが登場し、物語が少しずつ広がっていく構成も心地よい。
「パンの香りが世界を変える」——そんな優しさと熱量が詰まった作品だ。
『Aeruta アルタ』紹介記事はこちら！
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CONERU -DIMENSION GIRL-
PC対応ゲームの『CONERU -DIMENSION GIRL-』は、次元少女「コネル」と一心同体になった戦闘アンドロイド「ソクラテス」が、侵略者「ヘイトフルーツカンパニー」から新宿の街を守る2Dアクションゲームだ。
本作は「デートアクション」と銘打たれ、戦闘中もコネルが絶えずリアクションを返してくれる掛け合いが特徴的。
プレイヤーは近接武器で攻撃し、コネルは気分に応じて「コネルンビーム」を放つ遠距離支援を行う。
気分が高まると発動する「RunRunモード」では、爆発的なスピードと火力で敵を一掃する爽快感が味わえる。
ピクセルアートとサイバーパンク調の演出が融合したビジュアルは、ポップでありながらどこか切なさも漂う。
笑って、泣いて、蹴って、撃って——ふたりの魂がひとつになる“デート”は、忘れられない体験になるはずだ。
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